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理容室・美容室に券売機を導入すると…券売機の有効活用法

公開日:2019/12/15  最終更新日:2019/12/20

飲食店によくある券売機ですが、理容室や美容室に導入すると飲食店とは違った課題がみえてきます。人員削減や作業効率化、オーダーミスなどが無くなることが一般的な券売機の導入メリットですが、複雑なオーダーやスタッフの対応がそのまま店の評価につながる美容室については、券売機の導入にはいろいろと考えなければならない課題もあります。

理容室への導入について考察する

理容室には既に券売機を導入しているところがありますが、とにかく客の回転が早いのが特徴です。1人あたり約15分~20分で終わっており、待ち時間まで入れても30分かかるかかからないくらいです。土日や祝日は、待ち時間の方が長くなることが多いです。理容スタッフの入れ替わりも激しく、利用客との関わりはないからこそ起きている現象であると思われます。

そんな理容室の短時間施術の理由は、基本的にシンプル・オーダー制であることがポイントです。理容室では細かく部位によって特殊な形状を要求する利用客もいますが、そういった要求には最初から対応できかねますというスタンスをとっています。そうすることで、カットのパターンが減り時間の短縮になり回転率が上がるということです。

さらに、パーマやカラー、ヘッドマッサージなどのサービスはなく、カットとシャンプーと簡単なセットだけになります。利用者はそういったシンプル&スピードを重視するタイプが多く、髪型にこだわりがないという利用者には特に問題はありません。

理容室としては、会計の時間が省けてカットだけに集中することができ、余計な会話も必要ないので作業の効率化につながっています。

美容室への導入について考察する

美容室への券売機の導入は現時点では少なく、広がりをみせるのはもう少し開発と準備に時間がかかりそうです。美容室のメニューには、カット以外にカラーやパーマがあるのが普通であり理容室のようにこれらをメニューから外すということは考えられません。そうなると、美容室の券売機の仕様はとても複雑なものになってしまうことは容易に想像できます。

カラーやパーマという多種メニューの問題以外にも、前髪だけ揃えるとか、襟足を長めにしたいといった利用者からの細かい要求にも応じるのが美容室の常識化になっており、スタッフの利用者に対する「気分良く帰っていただきたい」というサービス精神も含めてのリピーター獲得へとつながるので、淡々とオートメーション化できる理容室とはかなり事情が変わってきます。

美容室で券売機を導入するなら「当店は簡易型の美容室です」と割り切った運営に舵を切ることになります。美容室でもシンプル&スピードファーストの利用者は一定数存在すると考えられることから、店舗の運営スタイルをシンプルかつスピーディなものへと変えて券売機を導入するという方法になります。

券売機は理容室に設置されるものよりも、複雑になることは否めず、カットのほかにパーマ・カラー・縮毛矯正などを加えた上、そのセットの場合は2枚購入させるのか、最初からセットのボタンを作っておくのかといった問題もあります。美容師としては、希望の髪型を改めて利用者の口から説明してもらうことが必要になると考えられます。

理美容業界に果たす役割とは何か?

券売機は、利用者との接点が減るため心が通じ合ったり、ありがとうの感謝の気持ちを直接伝えたりすることができなくなりサービスの低下が懸念されますが、そのデメリットを無視すればレジ業務が不要になり、人員コストの削減につながります。美容室の場合は、最期のお会計のところまでが接客でそこでお互い言葉を交わして信頼関係をより深めるというパターンなので、施術が終わって「はい、終わり」というのは、美容室に限ってはイメージしにくい光景であります。

レジ業務が不要になることによる人員の削減やカット業務への集中の「副作用」が発生しないようにサービスを再構築しなければならないことになるでしょうが、そこは「簡易美容室」にはしたくないというこだわりがあるなら、何か付加価値を生み出す必要があります。施術メニューの発券機能だけでなく、利用者の販売データを一括管理できる機能を付加することができれば、運営の問題点把握などの参考になります。

ヘアケア商品を薦めると押し売りみたいな感じになっていましたが、その商品を券売機に搭載し利用者の自由意志に任せて購入できるようにするのは逆に利用者に直接セールスする心理負担が無くなりますし、購入する利用者は結構いると考えられます。さらに、券売機の上部に動画広告を入れてキャンペーンなどを告知することもでき、利用者ひとりひとりにお知らせする手間が省けます。

 

理容室や美容室に券売機を導入するのには、飲食店とは違うメリット・デメリットがあるようです。接客の範囲をどのくらいまで広げるのか、あるいは狭くしてその分作業効率を上げるのかという難しい経営者の判断が求められます。

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